大会名:Fリーグ2011 powered by ウイダーinゼリー 第9節
会場:浦安市総合体育館
試合日時:9月24日(土) 17:00キックオフ
対戦相手:バルドラール浦安
結果:○ 4-3(柴田、小野、山田×2)
観客数:1371人
7月末に開幕したFリーグは早くも第1クールの最終戦を迎えました。アスレはここまで勝ち点16で首位。前節の大阪戦では、2点のビハインドをすぐさまひっくり返し、その後逆転を許しても粘り強く戦い、終了間際に追いつくという勝利への執念を見せました。今シーズンのアスレはベテラン選手の安定感と新加入選手の勢いが上手く融合し、試合を重ねる毎にチームとして力をつけています。
一方対戦相手の浦安はアスレと同じ勝ち点16で得失点差で2位につけています。前節は敵地で名古屋に完封勝利と今、リーグでもっとも勢いのあるチームです。第1クール最終戦で迎えた大一番。アスレは敵地・浦安市総合体育館に乗り込みます。
首位決戦ということもあって、会場には多くの観客が集まりました。会場の多数を占めるのはホームの浦安ファンでしたが、この日はたくさんのアスレサポーターも駆けつけて、会場の一角を茶色に染めます。この試合のスタメンは村山選手、上澤選手、山田選手、小山選手、稲田選手。この試合から出場可能となった新加入選手・注目のソロカーバ選手はベンチスタートとなりました。
試合序盤は一進一退の展開。互いに引き締まったディフェンスから相手にスキを与えません。しかし、徐々にアスレにミスが目立ち始め、流れは浦安へと傾きます。すると前半6分、自陣でボールを受けた柴田選手に浦安が素早くプレス。囲まれてボールを奪われると一気にゴール前に運ばれファーサイドへパスを通されてしまい、詰めていた稲葉選手にゴールを奪われ浦安に先制点を許してしまいます。
その後は守備への意識が高くなった浦安を相手に、なかなかチャンスを作れず苦しい展開。しかしアスレは果敢に浦安ゴールを攻め立て、相手に強烈なプレッシャーを与え続けます。前半19分、アスレの絶え間ない攻撃にたまらず浦安はゴール正面でファウル。キッカーの山田選手の強烈な弾丸シュートを警戒した浦安ディフェンスの裏をかき、山田選手はゴール前に絶妙なパス。それを柴田選手がきっちり合わせて同点ゴールを奪います。失点に繋がった自らのミスを挽回した柴田選手は力強く拳を突き上げます。
しかし、このまま最低でも同点で前半を終えたかったアスレですが、マークミスの隙をつかれ、ゴール前のフリーの選手にパスを通されて失点。再びリードを許してしまい前半が終了します。
逆転勝利を目指すべく、新加入のソロカーバ選手をピッチに送り込み後半がスタート。最初はやや硬さの見えたソロカーバ選手ですが、ディフェンスの場面では1対1に強く、テクニシャン揃いの浦安の選手たちにも負けません。攻撃でも決定的チャンスに顔を出すなど、ポテンシャルの高さを感じさせました。
後半の主導権はアスレが握りますが、浦安の守備は堅く、チャンスは作るものの同点ゴールを奪うには至らずに時間だけが過ぎてしまいます。
試合が大きく動き始めたのは後半34分でした。浦安・小宮山選手のドリブルを小山選手がファウルで止めたとされ、この日2枚目の警告を受け退場。微妙な判定に見えましたが、アスレはエースを失い、さらに数的不利な状況を強いられてしまいます。そして浦安にあっさりゴールを奪われ、2点のビハインドとなってしまいます。
苦しい状況に陥りますが、ここでチームを支えたのは浦安まで駆けつけてくれたたくさんのアスレサポーターでした。「アスーレティック!!」の大歓声が会場を包み込み、選手を後押しします。ここが府中市立総合体育館なのでは・・・?と錯覚する程の大歓声。アスレサポーターが会場をジャックします。
そしてその大声援に応えたのは、やはりこの男でした。後半35分、相手陣内の奥の左サイドタッチライン際でボールを受けた小野選手が絶妙の足裏キープをみせたと思った一瞬!反転して左足を一閃。ボールはゴールのクロスバーに当たってゴールに突き刺さりました。会場にいたすべての人が一瞬何が起きたのか分からず沈黙、そして喜びを爆発させます。背番号18・小野大輔を称える歌を歌い、サポーター席のボルテージは一気に最高潮へ。
小野選手のゴールで息を吹き返したアスレは、怒涛の攻勢で浦安ゴールに襲い掛かります。そして後半36分、左サイドの上澤選手から素早いパスが右サイドの完山選手へ。完山選手は右足でダイレクトパス。ゴール前に素早く正確なパスを送り込むと走りこんでいた山田選手がダイレクトでゴールへ突き刺し同点ゴール。アシストをした完山選手は両手をサポーター席に向かって突き上げます。
サポーターの後押しを受け一気に逆転ゴールを奪いに行くアスレ。怒涛の勢いに押された浦安は、ファウルを重ねてしまい5ファウル。アスレの勢いを断つべく、浦安はタイムアウトを取ります。タイムアウト後、ホームで絶対負けたくない浦安はパワープレーを開始。しかしアスレは高い集中力をみせ粘り強く守りシュートを打たせません。逆にアスレがボールを奪うと、上澤選手が抜群のキープから6つ目のファウルを誘い第2PKをゲット。
第2PKのキッカーは山田選手。山田選手の強烈なシュートをブロックすべく、浦安のゴレイロ・藤原選手は前に意識を集中させます。アスレサポーターも強烈な“ラファエル砲”に備えて祈りを送ります。
しかし山田選手が蹴ったボールは、身構えた会場にいるすべての人をあざ笑うかのようなループシュート。ボールは綺麗な放物線を描き、ゆっくりとゴールに吸い込まれ後半39分、ついにアスレが逆転に成功します。その後、浦安も必死に反撃をしますが、残り時間の45秒間をしっかりと守り、アスレが4-3で首位決戦を大逆転で制しました。
数的不利の苦境に立たされても、チーム一丸となって戦い見事な大逆転勝利をおさめたアスレ。試合を重ねる毎に逞しくなっていくチームを実感しています。
また最後まで諦めず、選手を信じて一緒に戦い、苦しい場面を必死に支えてくれたサポーターに感謝の気持ちでいっぱいです。ぜひ府中でのホームゲームでも今日のような熱い応援をお願い致します。
次節は大阪でのセントラル開催です。第2クールもこの勢いのまま、頑張ろう府中!
【次の対戦予定】
大会名:Fリーグ2011 powered by ウイダーinゼリー 第10節
会場:大阪市中央体育館(セントラル開催)
試合日時:10月9日(日) 14:00キックオフ
対戦相手:湘南ベルマーレ